Summer Sonic 10 東京 ふつかめ (2010.8.8)

サマソニ10、二日目です!2日めはひとりフェス!もはや慣れっこです!
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焼きそばで始まる二日目。

  • ふつかめ あらすじ
  1. Fanfarlo
  2. Darwin Deez
  3. The Drums
  4. Everything Everything
  5. Blood Red Shoes
  6. Jonsi
  7. Pixies
  • Fanfarlo:★★★★☆(70点くらい)

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焼きそば食べながら後ろの方で聴きました。
ファンファーロはあまり事前の聴き込みもしなかったんですが、なかなかファンタジーな感じでよかったです。牧歌的っていうのかな?
実際にライブを観てからあとで曲を聴きなおしてみると、新たな発見の多いこと!
Darwin Deezを観るために最後の方で抜けちゃったけど、「あれー?前聴いたとき、こんなに好きな感じだったっけー!?」と思うくらい、ライブ前後での受け止め方が変わりました。今後、じーっくり聴きこみたいと思います!

  • Darwin Deez:★★★★★(85点くらい)

ツイッターでフォローしてる方の激プッシュで知ったDarwin Deez。僕自身もすごく気に入ってたんですが、ウラがDrumsということもあって、途中で抜け出す予定でした。
が、しかし。初っ端からダンスで始まり、曲の合間合間にダンスが入るなど、「この人らバンドじゃなかったけ?(笑」と思わされるほどのダンスづくし。そしてもちろん、観客もみんな踊りっぱなし!
最初にモノホンの"Dawrin Deez"が、あの「ゆるーい」格好(ヘロヘロのTシャツ)で出てきた時点で、「あー、やっぱりこの人タダものじゃないなーw」と思いましたが、やっぱり普通のバンドマンじゃありませんでした。



まさかこの完成度低めなゆるーいダンスを生で観れる日が来ようとは!!!w
あとね、ギターの女の子(ピンクのキャップに蛍光イエローなギターでステージを飛び跳ねまくり)が可愛すぎた!惚れてまうやろー!

あまりに楽しすぎて途中で抜けるなんてできず、結局最後まで踊ってました。おかげでThe Drumsに遅刻しましたが、全く後悔はございません!

  • The Drums:★★★★☆(70点くらい)

Darwin Deezが楽しすぎたため、遅刻参加となったドラムス。
Darwin Deezがかなり空いてたのに対し、Drumsは後ろの方まで人づくし。新人とは思えない集客力!
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ハマりだしたのが最近なのであんまり聴き込みが足りてないんですが、さすが注目バンドだけあって音はしっかりしてましたねー。
遠目からでもボーカルの人のクネクネした動きは見えたし、先週ずっと脳内をぐるぐる回ってた"Let's Go Surfing"も聴けたし、僕としてはそこそこ満足!

  • Everything Everything:★★★★☆(80点くらい)

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Drums後、少し休憩して初めてのアイランドステージへ。休憩しすぎ&道に迷った(笑)せいで着いたころには演奏が始まってました。
Everything Everythingについてはほとんど聴いたことがない状態で、今回のサマソニでも唯一の発掘目的のライブ観戦だったのですが、これが大当たり!
音的にはー・・・、うまく説明しづらいんですが、Foalsとかが近いのかなぁー?とにかく、個人的にはめっちゃ好きな分類!
かなり気に入ったので、さっそくアマゾンで注文しました。EPとは知らず間違って買ったんですが・・・。
今月末にはやっとデビューアルバムを出すらしいですが、こうなればそれも買うしかありません!待ち遠しい!

待ってました、ブラッド・レッド・シューズ!BRMCも魅力的だったけど、僕は愛着あるBRSを選びました!今年の僕のサマソニでは、一番「熱い」ライブでした!
(興奮しすぎて、いつもの「この場所で観てました」的写真を撮るのも忘れましたが、2列目で観てました)
一曲目から"It's Getting Boring By The Sea"で観客のボルテージはいきなりMAX!
2ndと1st、6:4くらい?の割合で、やっぱり1stの曲ではみんなメチャクチャ盛り上がってました(いわゆる「オイオイ」が発生するレベル)。スティーブンがシャツ脱いで上半身裸になっただけでも歓声が上がるほど。
誰かが「やっぱあいつは上ハダカじゃないとしっくりこないよね」と言ってましたが、ごもっともだと思います(笑
曲はよかったし(彼らの音は若干「雑」なくらいがイイと思ってますw)、何より一体感がすばらしかった!
久々に熱いライブに参加したっていう充実感を味わえる、素晴らしい時間でした!この日のベストアクト!


ていうかローラちゃんまじかわえー!Darwin Deezといい、ローラといい、この日は「可愛い外人女子」分を補充する日となりました。

  • Jonsi:★★★★☆(79点くらい)

ソニックに戻って、ヨン様ことJonsi。
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開始前から、ステージは幻想的なライティングで照らされ、BGMは環境音楽的。既に癒しの空間。
開始と同時に会場は真っ暗になり、ステージには幻想的な映像が。そこにヨンシーの「あの声」ですよ。うっとりしないわけがない!
北欧系アーティストの特徴とも言えるかもしれませんが、ヨンシーも例にはもれず、普段観たことない楽器があったり、電子的な音があったりと、普段ライブでは型にはまったバンドを観ることが多い僕的には新鮮な体験でした。
演奏面では、ドラムの人が「すごいなー」と印象に残ってたんだけど、それもそのはず。Twitterで伝え聴いた&Wikipediaで調べたところ、元ムームの「天才パーカッショニスト」な人だったとか!めっちゃ納得。


そのように、スーパー!なライブだったわけですが、「場所」と「聴き込み不足」が原因で、皆さんの評判ほどには満足できませんでした・・・。
「場所」がもっと前のほうで音に包み込まれるような状況であれば「聴き込み不足」はカバーできたんだろうし、逆にしっかり「聴き込み」が出来ていれば「場所」に関わらずもっと満喫できたんだろうし・・・。
(ここだけの話、演奏中に「ああー!がっつり聴き込み出来てるSigur Rosの曲なら3倍は浸れるのにー!」と思ってしまいました)
もっと楽しめる可能性があっただけに、ちょっとだけ悔いが残るひとときとなってしまいました。


でも、今度の来日がすばらしいものになることは間違いナシ!ライブとしてはめちゃくちゃ完成度が高かったです!


いわゆる「アガる」系の音じゃないのに、人の量が半端なかった!やっぱりみんなヨンシー好きなんだね!

  • Pixies:★★★★☆(73点くらい)

伝説のバンドPixies。疲れ具合によっては観ずに帰ろうとも思ってたんですが、体調はばっちり、そして次があのピクシーズと来ればNirvana好きとして観ないわけには行きません!がっつりアンコールまで観て帰りました!
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正直、Pixiesはベスト盤を何度か聴いたくらいで、「ファイトクラブ」の"Where is My Mind?"とアンコールでやってた曲("Here Comes Your Man")くらいしか知らなかったんだけど、それで十分!
アメリカン・オルタナティブ」的なわかりやすいメロディに、Nirvanaとかにも繋がってるというグランジ的な音と歌声。
要素のすべてにいかにも「伝説のバンド」って感じの要素を感じさせる上に、経験からくるあの貫録!
まったくカッコよすぎる中年バンドですぜ!
混む前に帰ることも考えてたけど、結局最後の最後までじっくり堪能させて頂きました。ごちそうさまでした!

  • Summer Sonic 10 東京1日め(2010.8.7)感想 : ★★★★☆

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ほぼ4組しかまともに観なかった1日めに比べ、2日めは計7組のバンドを堪能させていただきました。やっぱりフェスはこうでなくては!
2日めは来日したら100%ライブに行くっていうような「死ぬほど好き!」系バンドはなかったんですが、BRSに関してはこの日のライブでそれに匹敵するくらいに好きになりました!
他に関しても、Everything Everythingはほぼ新規発掘、Fanfarloは改めて好きになったし、Pixiesについても「やっぱり後でちゃんと聴こう」と思わされるなどなど、発見の多い日となりました。
ここ数年、CDを買いまくるようになってからというものの、ほとんど「持ってるバンド」ばかりを観るようになっちゃってるわけですが、やっぱり「ふらりと寄ったステージで、思わずの発見をする」というのもひとつのフェスの良さ。そういう意味では大満足です!


※ただ、やっぱり基本的にロックしか聴かないので、「ロックフェス」でないと「ふらっと寄ったステージ、やっぱりつまらない」の確率が上がるし、そういう意味ではサマソニには今後、これ以上迷走することなくちゃんとした「ロックフェス」でいてほしいなぁ、とも思ったりもするのでした。


以上!
1日めにも書いたけど、当初の予想よりはかなり楽しめました。
ここ数年、迷走の兆しを感じてますが、今年はホント参加するまで怖くて仕方なかった!
来年にも期待してますので、来年はぜひとも発表の段階から楽しめるようなサマソニになって欲しいと思います!