Summer Sonic 06 Osaka 1日目

南港よ、私は帰ってきた!1年ぶりのサマソニ、今年は2日とも参加ということで去年楽しめなかったことまで楽しもうとノリノリでいざ出陣。
でも会場に着いたのは11時前。朝は弱いのです。


○入場後
チケットを早々に引き換えた後(2日券の引き換えはすぐに済んじゃうんですね)、今回の主戦場となるインテックスへ。
モニターで10yearsのライブが始まるのを横目に見つつグッズ売り場に行くもやっぱり既に行列が。ぱっと見そんなに並んでないように見えたんだけど、行列はくねくねと長かった。結局30〜1時間ほど待ってやっと売り場へ入場。
しかしながらオフィシャルTシャツなど目ぼしいものは既に売り切れ。残っているのはちょっと微妙なものばかり。それでも買っとけばよかったと今は思うんだけど、その後グチャグチャになることが予想されるお猿さんたちのライブを前にあまり荷物を増やしたくなかったので、結局MuseのTシャツとガチャガチャ3回分、Arctic Monkeysのシングル(衝動買い)のみにとどまりました。連れはパンフとか買ってました。
ダラダラと見物してたら既に12時半。Mando Diaoからの流れを見るためにMountain Stageへ。
今回は何にも調べずに行ったので結構もたついてしまいました。ちょっと無計画すぎ?


Mando Diao
入場するのが少し遅れちゃったせいで前のほうへ行けませんでした…。しかも背の高いにーちゃんが前にいたし、モニタも柱の陰に隠れてたせいでグスタフ、ビョルンどころかバンドの演奏がほとんど見えない。
こんなのあんまりだ!と隙間を縫って徐々に前へ。やっとのことで見えそうな位置に落ち着いてホッとしたところで"Sheepdog"が。モッシュに巻き込まれて結局バンドを正視できず。
ここまで来たらやけくそだともみくちゃにされながらイェイェイェーと絶叫してました。


We Are Scientists
Mando Diaoがほとんど見えなかった教訓を生かし、連れとともにちょっとだけ場所を前に移すことに。けどMandoが終わって人が減るわ減るわ、前の方がガラガラに。そこへ少しずつ流れ込む人を見ていて我慢が出来なくなり、連れを置いて一人前へ。
想像以上に人が少なかったため、3人の顔を認識できる程度の距離まで近づくことができました!(暗くてあんまりよく見えなかったんだけど)
けど周囲のテンションがすこぶる低い。WASってもうちょっと人気あるバンドじゃなかったっけ?
前回Editorsとのジョイントでバランスがどーとか何かと酷評されてた演奏ですけど、今回はそれほど悪くは思いませんでした。許容範囲内?
テンションは低かったけど近くで見られて個人的には満足。


The Kooks
WASでアレならKooksも同じようなものだろうと考えてたんだけど、WASが終わったあとで人がどんどん入ってきて、演奏開始時にはWASをはるかに超えるオーディエンスが集まりました。次のArctic Monkeys目当ての人も多かっただろうけど、Kooksを見に来てると思しき人も多く、ぶっちゃけこのバンドがこんなに人気だとは思ってなかっただけにちょっと驚きました。あのクルクルパーマのボーカルのファンなのか、女の子が若干多かった気も。
人が多かった分盛り上がりも十分だったんだけど、予習不足であんまりついていけなかったのが残念。演奏はよく、左のギターの人がかなりイイ感じだった。


Arctic Monkeys
モンキーズ
やっぱりお猿さんたちは凄かった。Mando Diaoの時より全然前にいたにも関わらず、人に押しつぶされそうでこれまたほとんど何も見えなかった!チラッとアレックスが歌ってるのは見えたけど、ほんとうにチラっと見えただけ。ぐちゃぐちゃの真っ只中にいたせいでメガネが3度ばかり吹き飛ばされそうになったし、腕ももげそうだった。背負ってたリュックの口が開いて中身を撒き散らしてた(むしろ撒き散らされてた?)外人さんの荷物収集を手伝った後、少しずつ後退。テンションはそこそこ高めで身の危険を感じない、ちょうどいい位置を確保してからはイイ感じに楽しめました。欲を言えばもっと近くで見たかったけどこればっかりは仕方ナシ。聴きたいところはちゃんと聴けたし新曲も聴けた。十分に満足。


○小休止・Little Barrie
Mando Diao以降の4連戦を戦い抜いた達成感と普段使わない部分を酷使したことから来る疲労からArctic Monkeys終了とともに少し戦線離脱。本当の予定ならこの後Museに備えてOpen Airへ行くつもりだったんですけど、人間疲れると妥協に走るもので、Aqua StageでやってたLittle Barrieを見ながら「もうMuseはいいか」とか考えてしまっちゃってました。
休憩のついでに見たLittle Barrieは思いのほかよかったです。「一回ちゃんと聴いてみたいリスト」に追加。


Muse
そんなわけでLittle Barrieでまったりしてたわけですが、そのLittle Barrieの演奏も終わって少し手持ち無沙汰に。さすがに終わりまでグッタリしてる気にもなれず、とりあえずMuseのためにOpen Airへ向かうことに。
その途中、モニターに大写しになるマシューと彼らが演奏するHysteria(だったと思う)を見た瞬間、突如襲い来る「やっちまった」感。
こんなに好きなバンドなのに、いくら疲れてるからって見ないでいいわけがねぇだろうよオレ!
盛り上がるオープンエアの風景をモニタ越しに見て半泣きになりながら急いで会場へ。
会場へ近づくにつれて曲も徐々に聞こえてくるようになったんだけど、会場へ入る前に"Super Massive Blackhole"が…。絶望。
何とか会場入りするもリンキン待ちの観客を含めてすごい数の人がおり、前へなんて行ける状況ではありませんでした。仕方なく遠めから見たんですが、好きなバンドがこんなにいいライブをしてるってのに遠めにしか見ることが出来ないその状況に泣きそうでした。去年の二日目不参加(特にInterpolを見なかったこととか)に匹敵する、今年のサマソニ最大の後悔でした。
マシューが真っ赤な服ですごく見やすかったこと、その後の選曲も最高だったことなどが幸いし、そこそこには楽しむことが出来ました。その分残念。ああ悔しい。


○一日目、総括
砂を噛むような思いでMuseを見終わった後、リンキンファンに巻き込まれるのを避けるためにさっさと退場し、連れと合流。
予定ではこの後Boom Boom SatellitesMassive Attackを見ることになってたんだけど*1、疲れを二日目に引っ張るのだけは避けたかったので、それも考えて早めに帰ることにしました。
一日目は前々から好きだったバンドばかりで個人的には大体満足行くものでした。が、逆に言えば新発見的なものもなかったわけで、その辺もうちょっと見て回ってもよかったかな、とは思います。
二日目は連れが来ないため、僕一人での参加となります。心細くないといえばウソになるけど、一人の方が自由に動けるという利点も。アグレッシブに動き回りたいところです。

*1:今確認したらブンブンは時間変更で見ようと思っても見れなかったみたいですね