リバプール−サンパウロが面白すぎる件

世界クラブ選手権決勝、リバプールサンパウロ。どっちもハイレベルかつ実力的にもどっこいどっこいなので熱くなることは予想してましたが、ここまで面白い試合を見れるとは!


お好み焼き食べながら一人でハイになりすぎたせいで冷静なコメントを残せそうにもないんですが、とにかくすごかった!
何よりブラジル人のボールコントロール力は異常。組織的なコントロールで言えばリバプールもすごいんです。ですがサンパウロは組織的なソレに更に個人的なコントロール、例えばトラップとかショートパス、ロングフィードどれを取っても笑えるくらいにばっちり決まる。
そういう点ではゴールにつながったようなゴール前の狭いスペースでのパス交換なんかは実にブラジルっぽいなーって感じなんですが、それより何よりも驚いたのはサンパウロの守備がものすごく堅かったこと。たびたび訪れるリバプールの決定機はサンパウロDF陣&GKがことごとく跳ね返されました。あれだけ打ったんだから1点ぐらい決めたかったという気もありますが、リバプールの攻撃陣が最悪だったとまでは思いません。むしろ序盤に取った1点をガッチリ守りきったサンパウロの守備を褒めてあげるべきかも。


ともかくスゴカッタ。1プレー1プレーに感動するあまり、お酒も入ってないのに一人で変なテンションになってました。やっぱサッカーって面白い。


結局第1回の世界クラブ選手権サンパウロが優勝。これで大会も終わっちゃいました。
大会を通して感じたのは、「やっぱ日テレのサッカー中継はダメだ」なと。終わってる。
まず何故か○○ファンに仕立て上げられるタレント。数日はアルイテハドが勝って喜んでたのに次はサンパウロが勝って喜んでたり。あとさ○まは「オレはサッカー結構知ってんだぜ」なオーラを放ちすぎ。こーいうときになったら必ずしゃしゃり出てくる彼にはウンザリです。
アナウンサーはやたらとヴェルディを強調。読売系だから仕方ないんだろうけど、いつも通りヴェルディ勢で固められた解説陣とともに、「アモローゾヴェルディ出身ですからね」とかいうことを連呼。ちょー無駄なデータ解説に終止して実況はおろそかになりまくり。
あと、各チーム注目選手として勝手にスター選手を設定して、その名を連呼。100歩譲って無名チームの注目選手を強調するのはいいとしても、「クラウチはまだ出ないんですかねー」とか実況アナが言うことか、と。ただのファンの感想じゃん。
テレ朝も酷いけどそれと同等かそれ以上かもしんない。正直絶望した。


トヨタカップの歴史があるからカンタンにはいかないだろうけど、次以降はぜひとも他局で(NHKあたりだとマシかも)やってほしいな。心からそう思った。


これで僕の今年のサッカーイベントは終わりだなー。後は年越しを迎えるだけ。来年はW杯イヤーだし、もっともっと盛り上がっていきたいもんです。