諸事

衆院選期日前投票に行ってきました。選挙に対する考えとかスタンスは人それぞれだと思うし棄権なら棄権でかまわないと思いますが、僕はいち国民として特別な理由がない限り選挙は行ってしかるべき、行かないぐらいなら白紙票で投票すべき、と考えます。でも日曜はウチにいない可能性が大きいので、それなら早めに済ませちゃおうってことで今日投票してきたわけです。

期日前投票は市役所及び指定の市民館でできるんですが、5つほどある指定場所は行ったことのない場所ばかり。普段市民館なんて行くことがないので当然と言えば当然なんですが、問題は市民館の近所にすら行ったことがないということ。真性の方向音痴である僕にとって知らない場所に出かけるのは重大問題。特に今日は15時から2学期第1回ゼミ。夏休みが明けて始めてメンバー全員が集まるゼミだけに遅れるわけにもいきません。そんなわけで市民館のHP、手持ちの地図、地図サイト、Google Mapの4つで市民館の位置を厳に調べつくし、一番わかりやすいルートでいくことにしました。

で、早速市民館へ向かったわけですが早速問題発生。なんかね、途中で道を間違えたらしいんですよ。厳密に言うと地図に載ってない道に入っちゃったんですね。最近出来たばっかりの道らしく(道路がテカテカしてた)、どの地図にも載ってなかったと。今回は「なんか方向的におかしいぞ」と途中で気付いたからよかったものの、そのまま行っていれば目的地とは正反対へ行ってしまうところでした。あな恐ろしや。普段の僕であれば、道の間違いに気付いてもそのまま進んでしまい(進みながら行き先を修正しようとする)、余計に迷うという最悪な結果を引き起こすんですが、今回はさすがに時間に余裕がありません。素直にUターンして進路を修正。到着寸前でも曲がり角をひとつ間違えるなど、最後まで危ない旅路でしたが、なんとか無事到着。「市民館はこちら ロア」って感じのでっかい看板が出ていたおかげです。看板屋さんアリガトウ。

市民館の駐車場は予想以上に車が多かった。「やっぱ市内で5つぐらいしか期日前投票所ないからかなー」と思って入ってみれば投票に来たのは僕の前後で3,4名程度。どうやら純粋に市民館の施設を利用しにきた人が多かったらしく、施設内ではマッサージチェアにおばざんが座ってたり主婦的女性が子供と一緒に本を読んでいたりした。市民館は想像以上に市民に愛されているらしい。
投票は市民館内の小さな小部屋にて行われてました。小さい部屋に選管の人だかが5,6人待機していて、客(?)は僕一人。妙なプレッシャーを受けつつも手続きに滞りはなく、5分程度で投票終了。選挙制度を知ったころからずっと思ってたんだけど、選挙と一緒に行われる「最高裁判所裁判官の国民審査」って絶対無意味ですよね。実際に最高裁判官の審判に不服がある人とか不正をした裁判官に対する不信任で票を入れるってこともあるかもしれませんが、不信任票のほとんどが「特別やめさせたいわけではないけど面白そうだから×書いちゃえ」って人が大半なわけで。こんなのやっても経費の無駄にしかならないんだし、裁判官を辞めさせる方法なんて弾劾裁判だけでいいんじゃない?と思ったりします。
Wikipediaによるとこの制度で罷免された裁判官はいないらしいですが、前回の選挙時の国民審査で平均7%程度の票が入れられてるってのにびっくりします。お前ら、ホントに裁判官辞めさせたいのか、と小一時間(ry


何はともかく今回の衆院選の投票は済ませました。これで世間が選挙関連で騒がしくなる日曜日、まったりと選挙特番を見て過ごすことが可能に。たぶんウチにはいないんですけどね。
みなさんも気が向いたら選挙はちゃんと行きましょうネ。