サッカー 東アジア選手権 韓国−日本

とりあえず、松木は解説者を引退してくれ。でなければ死んでください。お願いシマス。
「実況角澤、解説松木」で試合内容がふがいなかったりすると心の中がどす黒いもので満たされていくのがよくわかります。松木の酷さはいつもと変わらず。ここまで来るともはや職人芸。角ちゃんはいつも通り選手の名前間違えてる上、中澤のシュート(足で)を見て「中澤の高さが生きてますねー」とか言ってるし。見てて恥ずかしくなるよ、ホント。テレ朝には期待してないとはいえやっぱりツライ。


今日はホントよく勝った。「よくやった」って意味ではなく、「これでよく勝てたなー」って言う意味ですけど。
「え、今日のシステムって3−5−2だったの?」って言うぐらい中盤がほとんど機能してなかった。ボランチが効いてないからロングレンジからシュート打たれ放題。阿部も今野も嫌いじゃないんでもーちょっと頑張って欲しかったなぁ。DFは何とか持ちこたえたし、GKの土肥がキレまくってたのが救い。特に土肥。今日のMVPは彼ですね。今日のプレーを見てると楢崎のポジション(第2GK)は奪われた感すら。楢崎好きなんだけどあれだけいいプレーを見せられると仕方ないと思ってしまう。
攻撃面もお世辞にもイイとは言えず。特に本山は今日もサッパリ使い物にならず。彼は一度ハマるとすごいけど、ダメなときは徹底的にダメなのがなんとも。サイド攻撃もほとんどダメだったので、DFがボールを持って「さぁこれから攻撃だ」って時でもほとんどFWまで繋がらない。阿部のFKはまずまず良かったんだけど、残念ながら得点には繋がらず。


後半、韓国の攻撃のペースが上がるにつれて、逆に日本も隙を突いたチャンスも増加。坪井に代わって入った中澤と本山に代わって入った小笠原がそれまで空回り気味だった部分にうまく噛み合い、FWまでボールが届くように。で、後半41分、CKから中澤がうまく飛び込んで(脚で)打ったシュートが決まり日本が先制し、そのまま試合終了。結局流れの中から得点は生まれなかったものの、中澤は攻守ともに必要だなー、ってのを再確認させられました。にしてもよく勝てたよなぁ、ホント。


最後に今大会の総括。今大会は田中達也や今野などこれまで代表に呼ばれなかった選手を実際に試せたってのは大きい。特にジーコはこれまでメンバー入れ替えどころか新戦力を試すってのもほとんどしてこなかった監督なので、代表で見たことのない選手ばっかりの代表の試合は新鮮で面白かった。選手は選手で与えられたチャンスを生かすべく精一杯頑張ってたとは思う。結果だけ見ればほぼサブ(?)メンバーで望んだ2試合は負けなかったわけだし、ソレを考えると1勝1敗1分けの成績はまずまずだったんじゃないでしょうか。
今大会一番の収穫は田中達也かなー。今日の試合は腰の負傷で出られなかったものの、それまでの2試合では内容も結果も残しました。タイプの似たFWは今のところ代表にいないし、コンスタントに結果を残せればいつも決定力不足なFW陣に食い込むことも可能かも?


次はW杯最終予選、消化試合のイラン戦ですねー。テレ朝はいつも通り、「今日の韓国戦も次のイラン戦も負けられない戦いですからねー!」とか言ってますがそんなことは気にせず、次もじっくりテストに使って欲しいですねー。

<サッカー>日本、韓国降し2位 東アジア選手権・男子

ってか東アジア選手権の必要性ってどうなんでしょうね。いいテストマッチだとは思うけど、それ以上でもそれ以下でもないよねぇ。ビミョー。