Summer Sonic 09 大阪3日め(2009.8.9)

個人的に初めての「雨サマソニ」。ひらたく言えば「全体的にイマイチ」な日だったかも。
サマソニ大阪3日めの活動記録です。


前日に引き続き、午前は特に観たいものもなかったのでお昼ごろに会場入り。

  • Delphic. (Sonic) : ★★★

よかった!
Kitsuneコンピで聴いて興味を持ったはいいものの、アルバムも出てないのでちゃんと聴くこともできてませんでしたが・・・。
こいつら、すごい僕好みの音を鳴らしてくれてます!電子的、ダンサブルでいてちゃんとバンドっぽい。
あんまり期待してなかったこともあって二階席から観てたんだけど、それを後悔させるには十分なパフォーマンス。アルバム出たらぜったい買います!

  • Little Boots (Sonic) (途中まで) : ★★★

ヴィクトリアさんはやっぱりキュートでした!
人間ミラーボールのようなギラギラした衣装を着て登場したLittle Bootsことヴィクトリア・ヘスケス嬢。Youtubeテノリオンを操る姿は見まくってますが、ライブではノリノリで歌いまくってました。
初っ端からシングルのEarthquake、そいでもって僕がLittle Bootsを知るキッカケになったMeddleと、とにかくYoutubeで見まくった曲だらけ!
Delphicに引き続いて2階席で観てたのであんまり踊ったりはしなかったけど、1階にいたら我慢できなかったとおもう。
そしてステージ上、テノリオンが光り輝いてました。「あれが噂の・・・」とちょっと感動。


1曲目から3曲目くらいまでで好きな曲は聴けた(というかMeddleだけ聴きたかった)ので、連れの提案に乗っかってMando Diaoを観に移動。

マンドゥ・ディアオ。やっぱり何だかんだあってもこの人たちは嫌いになれないわ!もうビッグ・イン・ジャパンでもいいじゃない!
「後ろのほうでビール飲みながらだらだら」とおもってたのに、Skyステージに着いた瞬間に「The Band」演奏開始で理性崩壊。気付けば前のほうで飛び跳ねまくってました!
当初、Little Bootsをフルで観る予定だったので、Mando Diaoの新譜はあえて聴かないようにしてた(聴くと観たくなるから)ため、新譜の曲はほとんど全然わからなかったけど、「Long Before Rock'n'Roll」とか「God Knows」とか一通り全部やってくれたので凄く楽しかった!
最初のほうにやったと思われる「Sheepdog」を観れなかったのが残念すぎる・・・!

サマソニ博物館的なところで初出演時の映像が流れてたけど、グスタフもビヨルンも大人っぽくなったよねぇ。すげぇ男前だった。(臨時参加のどっちかの弟も男前だった!)



Mando Diao後のSkyステージ。既に雲行きが怪しい。

  • 休憩

Mando Diaoを満喫し切って、Skyステージのはじっこで休憩してたらYuksekに間に合わなくなってしまった!
「もういいや!」と開き直ってそのままオアシスで休憩。

長いホットドッグとビールで休憩。味はちょう普通。
毎年ビールは1杯くらいしか飲まないんだけど、今年は事あるごとに飲んでました。新しいフェスの楽しみ方を発見(お酒方面で)

「今年はまだメインステージ観てないよね、じゃあプラシーボでも観るか!」ということになったはいいものの、急に雨足が強くなる。
「それでも観る!」と思ってOceanへ入る寸前、なぜか止まる歌声と演奏。
メンバーの人の体調不良とかで一時的に休止となってしまいました…。

誰もいないPlaceboのステージ。
諦めて外でようってことになったんですが、運悪く会場を出た瞬間に演奏は再開されましたとさ…。

結局プラシーボを見ることができず、雨足もシャレにならなくなってきたので、もともと観る予定だったホラーズをソニックステージ二階席からまったり鑑賞。
1枚目、2枚目織り交ぜてすごいいいライブだった。やっぱりホラーズ大好き。

こんな遠くで観てました。みんな雨から逃げてきたんでしょう、アリーナの後ろのほうは地蔵状態。しかたないさ!
僕も今度はちゃんと前のほうで観ます!

ホラーズの後、そのままThe Ting Tingsを見るかMetronomy観に行くか迷ったんだけど「ティンティンズは屋内のバンドじゃない!」というのと「ダンスステージは雨やどりの人でいっぱいらしい」ということで、休憩して売れ残りのグッズを観て。

そんでもって結局そのまま「帰る」ことにしました。
正直なところKlaxonsだけは観たかったんだけど、雨足は酷くなるばかりで時間の潰し方も限られてくるし、何より最後まで残ってると帰りが時間的に厳しくなるので潔く諦めました。
そうして夏の至福のひとときは終わりました。おつかれさまでした。


雨ひどすぎるよ雨

  • Summer Sonic 09 大阪3日め(2009.8.9)感想 : ★★

びみょう…。
Mando Diaoは凄く良かったしDelphicという掘り出し物も見つかったけど、「たのしかったあああ!!!」というほどのものは得られなかったというのが正直なところ。
天気予報が大外れで雨に関する準備(おもに精神的な準備)が全然できてなかったってことも大きいかも。土砂降りですごいテンション下がった。
「フジ参加者の方々はこーいうのを乗り越えてるんだなあ」と変な感心と尊敬に包まれて、今年のサマソニは終わりました。

完全に事前の想像通りの展開でした。特に興味のない1日め、最高にすばらしい2日め、微妙な3日め。
今年は例年にも増して普通の単独のライブに出かけて、しかもそれが外れ知らずってこともあるせいで、「フェス頑張らなくても単独行けばいいやー」っていう気持ちがどこかにあっちゃうんですよね。
そういうときこそ、炎天下で観る熱いライブとか大観衆とともに観るメインステージ、(タイムテーブル組合せの関係で)信じられないくらい近くで観られる大好きなバンドの演奏、グッズ漁りなどなど、フェスならではの楽しみが重要と思うんだけど、今年はその部分を全然満喫できなかった。「もうフェスはいいや」ってなっちゃわないか、ちょっと危機感を感じてます。

とりあえず今後も引き続き単独には積極的に参加しつつ、フェスは基本的に参加の方向性で考えます!
が、今年のサマソニを受けて、来年こそは「フジ」って選択肢が現実味を帯びてきたかも。もっと頑張れサマーソニック