Radiohead, Japan, 5 Oct. 2008

Radiohead東京二日目、行ってきました。さいたま遠いよさいたま。やっぱり横浜からだとちょっとしんどいね。
4時半くらいに会場入りしたんだけど、非常に残念ながら今回はアリーナ後方(いわゆるBエリア?)だった上に若干遅めだったこともあってか、既に黒山の人だかりが。
しかも多分同年代男子が多いンだろうね、背高い人ばっかりでステージ全然見えねぇでやんの。足の甲を180度に伸ばした爪先立ちで辛うじて見えるか見えないか。ちらほら見え隠れするちっこい女の子とかホントかわいそうでした。
僕も四六時中背伸びしてたせいで、2日経った未だに足はパンパンです。


まずはサポートアクトのmodeselektor。前日の飲みすぎと夜更かし、そして会場までの長距離移動と公演開始までの待ち時間の長さのせいで既にぐったり疲れてて、なんかもう楽しむどころじゃなかったです。頑張っても前の人の後頭部しか見えないし。
よかったような気はするけどあんまり覚えてない、ってのが正直なところ。


で、待ちに待ったRadiohead。始まったとたん「ぐぼぁ」って感じで押しつぶされそうになりましたが、会場が見えにくい状況じゃあんまり関係ないというか、むしろ周りのノリにあわせてれば楽しめたのでよかったっちゃ良かったのかも。ジョニー側で人々の隙間から頑張ってステージをのぞきまくり。おかげさまで一応ひととおりのメンバーは目視確認できました。
とにかくセットリストが最高すぎた。大阪の1日目、2日目のセットリストで予習はしてたものの、それに含まれてなかった"Fake Plastic Trees"とか"Myxomatosis"とか、しまいにはアンコールで"My Iron Lung"をやるなど、より僕好みの選曲。


で、この日最高の瞬間は最後の最後、"How To Disapper Completely"。
個人的にRadioheadで一番好きと言っても過言ではない曲を、この日に限って!ありえない!!
イントロが始まった瞬間からアホみたいにテンション上がりまくり。号泣しそうな感情を"大人の対応"で押し殺し、クライマックスに向けて盛り上がる観衆にもみくちゃにされながら、必死で背伸びして、若干うるんだ目を見開いて、目の前の後頭部の隙間から必死にもがいて、イコライザー的な演出の前で歌うトムを目に焼き付けました。
あの曲、地味にゆらゆらしてるコリンが結構好きなんだけど、さすがにそこまでは見れんかった。。

このライブ映像(How To Disappearを含んだ一連の映像)を見て、それまで「ちょっとイカしたギターバンド」っていう印象だったRadioheadが「実験的な音楽にも取り組むもう1ランク上のクールなバンド」っていう認識に変わりました。
その中でもこの"How To Disappear Completely"の美しくも暗く儚い雰囲気の虜に。以来、マイフェイバリットの常連。たぶん少数派。自覚してます!

Radiohead 東京2日目 セットリスト(Tokyo Japan, 5 Oct 2008)
1.15 Step
2.Airbag
3.Just
4.There There
5.All I Need
6.Pyramid Song
7.Weird Fishes/Arpeggi
8.The Gloaming
9.Myxomatosis
10.Faust Arp
11.Knives Out
12.Nude
13.Optimistic
14.Jigsaw Falling Into Place
15.Idioteque
16.Fake Plastic Trees
17.Bodysnatchers

    • Encore--

18.Like Spinning Plates
19.Videotape
20.Paranoid Android
21.Reckoner
22.Everything In Its Right Place

    • Encore--

23.Go Slowly
24.My Iron Lung
25.How to Disappear Completely


終わりよければ全てよしというか、シメのおかげでほとんど見えなかったのもぶっ飛ぶくらいいい気分で帰路につけましたが、全体的にステージが見えなさすぎ。なんかみんなそうしてるみたいだけど、ああいうデカいアリーナの場合2日間参加して、1日はアリーナでもみくちゃ、もう1日は2階席からまったり、っていうのがいいんだな、ってのを痛感しました。
次からそうしよう。2年後?3年後?