先週末辺りにかいました

オーディナリー± (サンデーGXコミックス)

オーディナリー± (サンデーGXコミックス)

まったくのノーチェックだったんだけど、本屋で表紙を見かけて何かひっかかった。気になってのでよく見てみるとヨルムンガンドの人でした。
オビに書いてた誰かのコメントを真似るわけじゃないけど、この人の描く人物って目に力がありますよね。
話自体は読みきりを無理やり1冊に伸ばしたみたいな感じ。「知ってる」前提で語られたり終始まとまりがなかったりと、とにかく初見ではほとんど理解できませんでした。が、2度3度読み返していると見えなかった背景が見えるようになり、やっと楽しめるように。気付けばあと2、3回読んじゃうような、スルメ的な一冊です。
ヒットマンと闇医者といういかにもハードボイルドな組み合わせも今なら逆に新鮮?ヨルムンガンドもそうだけど、登場人物はキャラが立ってるし(本作は登場人物自体少ないですが)、作品を通して漂う雰囲気(廃退的なオーラ)がステキ。

面白い面白くないは置いといて僕は好きですよ、こーいうの!