昨日買った

昨日買ったMando Diao65daysofstaticを聴いてみたんで感想をば書いてみようと思ってみたりみなかったり。
まずMando Diao。「デビューアルバムの荒っぽさと2ndのしっとり感の中間」みたいな前評判でしたが、まさにその通り。ちょっと腑抜けた感じだった2ndと比べてずいぶん以前のソリッドな感じを取り戻した感じ。何よりもやっぱりグスタフ、ビョルン両ボーカルにはこういうゴリゴリした曲を歌って欲しい!


オード・トゥ・オクラシー

オード・トゥ・オクラシー

1stがまさに骨格的なアルバムで、2ndが贅肉が付いてしまったものだとすると、3rdはちょうどイイ平均体重といった感じでしょうか。デビューの頃を彷彿とさせる音だけに、これはこれで結構好きなんだけど、初めて"Sheepdog"や"The Band"を聴いたときに感じた「なんだこの無茶苦茶なギターは!?」みたいな興奮には少し足りないかも。
でもやっぱ変遷を経るということは大事だと思うし、何より本人たちも試行錯誤してる途中なのかも知れないし。
彼らも頑張ってんだなー、とポジティブに捉えようと思います。



One Time For All Time

One Time For All Time

で、もう一つの65daysofstaticなんですが。
何この傑作。まさにMogwaiフォロワーと呼ばれるだけあり、Mogwaiの静と動、静穏と轟音を完全に受け継いでます。さらにそこへブレイクビーツ(?)とかテクノ、エレクトロニカ的要素をふんだんに取り入れて新しい音楽を作ってます。実にモグワイっぽいんだけどモグワイじゃない何か。何だろう。すごくステキ。
モグワイ自体も結構前衛的なところがあると思うんだけど、モグワイの音楽にいつもと違う調味料を使ってみたら違う料理になったみたいな。前の"The Fall Of Math"も大好きで"Retreat! Retreat!"とか死ぬほど聴いてるんですが、昨日買った"One Time for All Time"の方が少し激しい、爆音轟く作品に仕上がってます。中でも#2 "Await Rescue"がすっごい好み。たまらないです。
"Mogwai meets Aphex Twin"とも言われるし、Aphex Twinのほうも今度聴いてみようと思います。あのジャケだけは知ってるんだけどなぁ。


65daysofstaticサマソニでのステージ、これは外せなくなりました。絶対見てきます!