"Googlezon"とパーソナライゼーション

googleamazonがくっついた"Googlezon"が実現すれば、Googlezon自体とそこにサービスを提供する企業へ2極化するだろうっていうニュースを少し前に読んだ。この仮定の元ネタとなったムービーの日本語版を発見。

Googlezon:最良の、そして最悪の時代


In the year 2014, The New York Times has gone offline.
The Fourth Estate's fortunes have waned.
What happend to the news?
and what is EPIC?


EPIC 2014 日本語字幕版
http://www.probe.jp/EPIC2014/

結構長いムービーですが、かなり興味深かったです。個人化できて、記事も自動要約・自動生成ってのは今後のニュースの形態としては非常に望ましいものなんですが、複数文書からの自動要約って結構難しいんですよね。でも2014年くらいには実際に出来ちゃいそうなリアリティがあるムービーでした。
このムービーでは例としてWebニュースの分野でNYT社が食われちゃうって話をしてましたが、別段NYTに限ったことではありません。というか実際、Googlezonが存在していない現在でもGoogleニュースとかgoo、Yahooトピックスみたいなニューストピックスサービスの利用者からすれば、新聞社やニュース配信社のWebページを見るのは記事ページを見るときぐらいで、サイトを直接(トップから)訪れるというのがほとんどないのが現状だと思います。RSS利用者なんかもそう。こういうトピックス系サービスはニュース配信あってこそですが、ニュース記事まで自動生成されちゃ太刀打ちできないってのも納得です。

でも実際にはムービーのような「NYT、オンラインより撤退」というよりはgooglezonへ記事を提供するというような、このニュースみたいな感じになっていくんでしょうね。
Web技術の進歩はバカっぱやいので、そう遠くない将来、ニュースはこういうサービスを使って読むのが当たり前になってるかも。


でもまぁ、旧来型マスコミがなくなるとは思わないけどなあ。