東京奇譚集 読了

明日(というか日付も変わって今日)4時半起きなのに一睡も出来ない件について。
一向に眠気が訪れないので買った「東京奇譚集」を読んでたんですが、あまりに眠れないせいで全部で読み終わっちゃいましたよ。一晩1500円弱也。(僕の清貧生活においては)贅沢な夜になりました。

この本には5つの短編が収録されています。短編ということもあり、サクサク読み進めちゃいました。話はどれも「村上春樹らしいなー」っていうのばかり。個人的には本の雰囲気が「神の子どもたちはみな踊る」に似てるなーって感じをうけました。なにはともあれ、彼の作品が好きなら気に入るはずの一冊です。

内容もそうなんだけど、落ち着いた感じの(悪く言えば地味目な)装丁がすごい好き。どちらかといえば文庫派な僕ですが、こういう感じのハードカバーもいいなと思ったのでした。