祝!当選(いろんな意味で)

知らない番号から電話が。いつもは知らない番号からの電話はまず出ないんだけど、今回はなぜか友達からの電話と思ってしまい、普通に出てしまった。
ヤバイと思ったものの出てしまったからには仕方ない。最高レベルで警戒しつつとりあえず返事をする。
「えっと…、もしもし?」
「○○さんですかー?以前申し込まれた懸賞のことでお電話させていただきましたー」
えー…、ど ち ら さ ま で す か ?
キタコレ!ちょー怪しい!と思いあたふたするもおねーさんは気にせず話を続行。よくよく話を聞いてみると、じゃんけんゲームがどーとかvaioがどーとか、言われてみればそんな懸賞申し込んだ気がしなくもない。ぼくはまれに、ヒマつぶしに携帯を弄ってるときなんかにふと発見した懸賞サイト、たとえそれが見るからに怪しい懸賞サイトでも、ついなんとなく応募してしまったりすることがある。今回のもそーいう類で応募した懸賞なのかもしれない。原因はオレか!!


で、ぼくが申し込んだのはvaioらしい(パソコン故障中だったから申し込んじゃったのか?もはや覚えてない)んですが、それは当然ハズレ。「変な期待させんなよ!」と思いつつも、まぁここまではありがちな話。じゃあ何でわざわざ電話までしてくるんだって話ですが、どーやらこれまたありがちな「ダブルチャンス」でアクセサリか何かに当選したらしい。これもまぁイイんです。が、重要なのは次。
そのアクセサリの受け渡しをしたいので一度来店してくれ、と。
ヤバイ、ちょー怪しい!予想を上回る自体に更に混乱するぼく。知らない番号からの突然の電話、怪しい懸賞当選通知、警戒レベル最大で話を聞いてたので次はどう出る!?と警戒も厳にしてた。「アクセサリを送るから住所教えて」とか言われたらどう誤魔化そうとかね。いやでも「一度来い」ですか。さすがに予想してなかったヨ。電話口で最初に名乗らないところとか、ぼくがどこに住んでるだとか職業が何だとかをやたら聞き出そうとするところとか、どー考えてもマニュアル通りの応対にしか思えねー!これはアレか、来店でプレゼントーって言っといて実際その場で他のもの買わそうとする押し売りかイヤそうに違いない!とか思ってしまうのはぼくの人間不信が尋常ならざるレベルに突入してるからですかそうですか。

冷静に考えてみる。アクセサリかー、いらないよなぁ。申し込み当時は壊れたパソコンの代わりとなるvaioが欲しかった(たぶん)一心で懸賞とか応募しちゃったんだろうなぁ。ダブルチャンスの存在なんて電話が来るまで知らなかったし(応募したことすら覚えてなかったけど)。だからアクセサリーをあげましょう、とか言われてもなんだかなーって感じデス。仮に「アクセサリをプレゼント!?ありがとう!」って素直に喜んだとしても、貴店へ赴くに掛かる経費は自腹なわけで、それまた結構な額になっちゃうわけですよね。そこまでするぐらいなら自分で買いますよって話。

でもやっぱ向こうも必死。「来ていただける日の日程を調整したいのですが」「何も当たらない方もいらっしゃるんですが」とかなかなか引き下がらない。「あなたは選ばれたのです!」的ノリが怪しさに加速をつける。なんとか誤魔化さねばと「当分忙しくて店なんて行けそうにないですねー」と言うと「ならいつなら大丈夫?」とこれまたマニュアルっぽいお返事。「論文とかあるんでとーぶん忙しいですね、えぇガッコーに泊り込まないといけないほど」と、いかにも学生らしいホラを吹いたんですが、「でしたらまたお邪魔にならないころにまたお電話させていただきます」とのこと。イマイチ解決とはいえないけどとりあえずその場しのぎ完了。ずばっと「いりません」と答えられないあたりに自己嫌悪。

とりあえず、当分の間は知らない番号からの電話には出られなくなりました。こないだもわけのわからない間違い電話(なんとかかんとか中古車センターですが、点検いかがですか?みたいな。訛りが強くて何言ってるのかほとんどわからなかった)があったり、お届けモノですーって来たお届け物が間違いだったりと、なんか周囲が混沌としてる今日この頃。そういう時期なのかも知れませんネ。これからは変な懸賞に応募するのは自粛しようと思ったのでした。


この懸賞の主催者がけっこーまともなお店で、これ全部がぼくの被害妄想だったらそれはそれでオイシイんだけどな。