ラスト

わが学生生活最後の就活(たぶん)、某社の最終面接に行ってまいりました。
兵庫の電車衝突事故の影響か、行きも帰りも電車が数分程度遅れてました。「ちょっと遅れる→遅れを取り戻そうと頑張る→スピード出しすぎる→カーブに差し掛かる→脱線!」という、どこかで聞いたような展開で大惨事になるんじゃないかと少しビビりながらの移動。「宝塚線が一本使われへんよーになっても、阪神線とか阪急があるから神戸へ行くのは大丈夫ですよー!」と、どう見ても駅員とは思えない格好の人(両手に紙袋を持った怪しげなおじいちゃん)が大声で叫んでいたり、電車事故の影響がちらほらと見え隠れする大阪駅でした。

いざ最終面接。さすがは最後、会社パンフで何かについて熱く語っていた人が面接官でした。「実はパンフレットに僕も載ってるですよ」と言われてもすぐに気付けなかった時点でパンフを熟読してないことがバレバレ…。最終面接ということと、既に他社の内定を承諾してしまっているということもあって、緊張するわモチベーションがあがらないわで本調子には程遠い出来。しかも面接の形式が普段(自己紹介から始まって志望動機、研究について)の流れと違い、ほとんど面接官さんが会社について熱く語るばかり。スタンダードには強いもののイレギュラーに激しく弱い僕としてはまさに予想外の展開に上手く会話の流れに乗れずじまい。ホントこーいうとこダメだなぁ、もう。

面接の出来なんて正直どーでもいいんです。そんなの飾りです、偉い人にはs(ry
僕にとって重要かつ大問題だったのはただ一つ。交通費が出なかった。痛い、痛すぎる。
既に承諾してしまった内定を辞退する度胸なんて持ち合わせてないし、今日のところから内定を貰ったって辞退することはほぼ間違いナシ。自分の実力を確かめるためだけに就活を続けてる僕にとって、交通費の出ない選考試験はすごく痛い。実力テストに10000円弱もかける必要があるんか、と小一時間問い詰めたい気分です。テストにしちゃ高すぎるよ…。

大金を叩いて参加した実力確認最終面接でしたが、結果は散々。が、「就活は今の時期しかできないんだからたくさんの業種を回りなさい」だとか「学生時代の友達は就職後も刺激を与えてくれるから大事にしなさい」とか、今日の面接官さんの話は感心させられることばかりで、すごくタメになりました。それだけでも数千円払う価値があったのかも知れませんね。(と自分に言い聞かせる)


何だかんだで、これで持ち駒の選考は全て終了。たぶん、これで今シーズンの就職活動はおしまい。長かったようで短かったような、でもやっぱり長かった3ヶ月でした。井の中の蛙的ダメ学生な僕にとって、この3ヶ月はすごく有意義な社会勉強の時間となりました。正直言うともうちょっと慎重に決めたかった、って気持ちはありますが、今のところ後悔はしてません。のちのち後悔することになるかも知れませんが、そのときはそのとき考えるってことで。
ジュージツした日々よさらば!タイダな日々よこんにちわ!
就活日記おしまい!(たぶん)