サンディ・モーニング ライブドアを考える

今日は久しぶりに朝起きた。日曜の朝に起きるってのも相当久しぶり。
で、久しぶりに日曜朝の報道番組なんかを見たりした。
ニッポン放送のことでホリエモンがひっぱりだこで、どのチャンネルまわしてもホリエモンが出てた。
彼のことはあまり好きじゃないんだけど、ここ最近のニッポン放送関連の堀江叩きを見てるとなんかかわいそうになってくる。マスコミを半ば敵に回してしまったせいで、テレビ・新聞・ネットニュースのどれを見ても批判的な意見ばかり。ここまで来ると同情心すら湧いてくる。
ライブドアは立ち回りがヘタというか、ことごとくタイミングを外してる気がする。野球のときは焦りすぎたせいで楽天においしいところを持っていかれるし、地方競馬を買収(?)するとか言ってたときは逆に世間の注目をあまり集められず。今回のニッポン放送に関しても、フジが公開買付けを発表した後に出てきたせいで、結果叩かれまくってる。
僕は素人なので的外れな意見を言っているのかも知れませんが、世の人々は、彼らが言う「インターネットを更に普及」とか「報道とインターネットの融合」みたいなことの真意が測れないんだと思う。僕もゼミで多少インターネット関連の研究を行っていたりするので、インターネットの便利な部分を更に人に広めたい、って意見には同調する部分もある。けれど、彼らがいくら融合だ何だと言っても、その具体的なイメージがつかめないんですよね。フジテレビがライブドアのいう「ネットとマスコミの融合」をやってしまえばいいだけのような気もするし。
しかも、そこに買収だとか株だとか、ドロドロとしたお金の話もからんでくる。日本人は人前でお金の話をするのを嫌う傾向があるし、一般ウケしないのも仕方ない気がします。そこら辺を考慮して、もちっと上手く立ち回れば結果ももうちょっとイイ方向に向いたんでしょうね。
ライブドアニッポン放送買収(?)が成功しようが失敗しようが僕みたいな野次馬にとっては面白いことこの上なし。今後も動向に注意しつつ、生暖かく見守っていきたいデスネ。


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