草津よいとこ?

少しばかりサボってしまいました。
先週は微妙に忙しくって、それでも更新しようとしたものの書いてる途中でブラウザが落ちて全部消えちゃったりするもんなんです。


この週末はなぜだか草津で温泉に入ってきました。


個人的に温泉にはあまり魅力を感じないたちでして、給料日前でお金もないし、正直なところあんまり気乗りはしなかったんですよ。
実際に一度は断ったんですが、「それでも行こう」と誘う友人。さすがに二度の誘いを断るほど野暮じゃないと行くことになったんですが…。


さすがは草津!街に入ったときから周りは温泉独特の硫黄の香りが漂い、街の中は宿と土産店だらけ。夜に外を歩けばすれ違う人の浴衣率がハンパなく高い!しかもその浴衣も安っぽいやつではなく、羽織までついたなんかよくテレビの温泉番組とかでみるようなしっかりしたイイ浴衣なんですよ。しかも温泉街の魔力なのか、若いカップルが着ても渋い老夫婦が着ても何とも言えない風流な感じが醸し出されるから不思議なものです。(でもおばさま観光客群が着ても、どこにでもいる厚かましいおばさまにしか見えないというのも逆に不思議)

さすがに昔っから湯治場として栄えただけあってなかなかに風情がある!


とはいえやっぱり温泉しかないんですよ。
北陸だけあって早くも雪がうっすらと積もってたりはするんだけど、ゲレンデはまだオープンしてないし、調べてもこれと言った観光地もないみたいだし。ひとり旅行ならお寺とか美術館とかでも全然いいんだけど、逆に「草津にきてまで美術館?」って感じもしなくはない。
温泉に縁のある観光スポットとかはあるんだけど、数か少ない上に観光スポットなんてそういうところしかないもんだから人が多すぎて。都会の喧騒から逃げ出したはずなのに、その先で人ごみに揉まれるとか本末顛倒もいいとこです。
結局ただ温泉に入っただけ、しかも宿にある露天でもない普通のお風呂に入っただけでそのまま帰ってきたのでした。
一ヶ月ズレてればゲレンデもオープンしてるだろうし、きっと「最高の旅行でした!」とか書けたんだろうなぁ。


そこそこには楽しかったんだけど、「温泉はメインにはなり得ない。あくまでも温泉は旅の引き立て役」という僕の持論をなんとなく再確認してしまう、そんな旅でした。