MySpace Secret Shows Japan

ああもう泣きそう、必死でレポ書いたのに、あと投稿するだけってところで全部消えちゃったよ…。これはへこむっ。
改めてまた書き直します。でもライブはホントすごかったですよ?

で、そのノエル&ゲムのシークレットライブ。場所はリキッドルーム、開場18時でした。
僕は午後からお休みをいただき、いったんウチに帰って着替えてから18:15に会場入りしました。
オアシスを見るのはこれで3回目なんですが、実はハコのライブって今日が始めてだったりします。けどサマソニとかを経験した甲斐もあって、難なく馴染むことが出来ました。


まず会場へ入って驚いたのはその規模。今更言うことでも無いかも知れませんが、やっぱオアシスを600人で見られるってのは、彼らの普段の動員数とかから考えると奇跡としか言えないですよ。去年のホールライブでは米粒ほどにしか見えなかったんですが、今回の会場なら最後列でもそれ以上近くに見えちゃうし。ありえない。


正確な時間はわかりませんが、数十分後に2人(+サポートメンバー1人)が登場。ノエルは「いいとも!」に出てたときと同じ服を来てました。


そのあとの詳細については僕の貧弱なボキャブラリーでは言い表せません。一言で言うと「アンビリーバブル」。
当初、アコースティックライブって聞いたときは、以前テレビで見たような「ノエルとゲムがギター弾いて、何曲かをしっとりと歌い上げる」みたいなものを想像していたんですが、今回は簡単なドラムセットがあったり(テリーさんって人が叩いてました)、ピアノがあったり(曲によってゲムが弾いたりしてました)、結構しっかりした音のライブでした。


これまた会場が小さいからこそ成し得る出来事なんだと思うんですが、曲と曲との間に観客が「ロッキンチェアーやってくれ!」とかそんな感じのことを言うんですが、それに対してノエルもちょっと応えてくれたりするわけです。「ノ:それは出来ないな」「客:なんでよー?」「ノ:そりゃビジネスだからさ」みたいな。あと「客:アニキー!」「ノ:(メンバーに向かって)あれはブラザーって意味なんだよ」とかもあったかも。

そんな流れの中、誰かが「ストロベリー・フィールズ!」って叫びました。その少し後、どこかで聴いたことのあるメロディ、ホンモノの「Strawberry Fields Forever」が流れたときは鳥肌が立ちました。
まぁ以前行われたライブと同じセットリストだったらしいし、それを知ってた人が叫んだってのが真相なんだと思います。が、それでもやっぱり、僕的「ビートルズの名曲トップ10」に入るような曲を僕的「好きなアーティストNo.1」になるようなアーティストがやるってだけで僕的には気絶もの。
今日一番テンションが上がった瞬間でした。


それ以外の曲もパーフェクト。"To Be Free"で始まったかと思えば次でいきなり"Talk Tonight"ですよ?
"The Importance of Being Idle"の(というかDon't Believe The Truthの曲全部)アコースティックバージョンで聴くの初めてだし、ちゃんと"Wonderwall"、"Don't Look Back In Anger"とかも歌ってくれるし、ノエルの持ち歌に限らず満遍なくやってくれたし。
それに何より、アコースティックライブではたまにやってくれるし、今回はノエルとゲムだけとはいえ、Oasisの演奏する"Whatever"を生で見られたわけです。これは本当にもう何と言っていいものか…。


オマケで当たったアコースティックライブにしては出来すぎの、本当にすばらしいライブでした。


祭りの後。実際にはもうちょっと前で見ました。今考えても本当にありえない。


以下、今回のライブのセットリストです。
ROCK★SHOW!さん経由)

2006.11.15 - Liquidroom ebisu, Tokyo

MySpace Secret Shows Japan
− Noel Gallagher & Gem of Oasis Unplugged in Tokyo −

Setlist:

01. (It's Good) To Be Free
02. Talk Tonight
03. Fade Away
04. Cast No Shadow
05. The Importance of Being Idle
06. Listen Up
07. Half the World Away
08. Wonderwall
09. Whatever
10. Slide Away
11. Strawberry Fields Forever *(The Beatles' Cover)
12. Don't Look Back in Anger
13. Married With Children

(※Sony Musicさんのスタッフ・ブログ:Rock番長皿屋敷日記のレポートを参考。)
http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1010057/bbs_plain?base=1011&range=1
http://blog.livedoor.jp/rockshow_jp/archives/50807811.html


その他所感。
ライブってホント夢の世界ですねぇ。いちおー思い出すことは出来るんですが、あまりに現実離れし過ぎているので実感が湧かない湧かない。
でもあの現場の雰囲気は最高すぎです。もはや一人だからとか日程が厳しいとかでライブに行くことを躊躇する理由がなくなりました。ライブはひとつでも多く体験すべきだと今回身をもって痛感。今後バシバシ参加できるところから参加していきたいと思います。


あとねー、ひとつ新しい目標ができました。
ずばり、「近いうちに音楽的趣味の合う友達を見つける、もしくは作る(洗脳する)。」
だってね、今の僕の連れなんか「オアシスの600人規模のライブに行けることになった」って言っても「へぇー」とか「しらねぇよ、勝手に行ってこいwww」とか、そんな反応しか返ってこないんですもん。あいつら本当にわかってない、わかってないよ。
この高揚感をどこにぶつければいいのかと。分かち合おうにも自慢しようにも相手がいないと始まらないですもんね。


でもなんかね、本当に僕は近いうちに死んでしまうんではないかと。ここ最近特にいいこともなかったけど、不満もあんまりなかった、充実してるようなしてないような生活を送ってたんですが、そこへ来ていきなりこの爆弾みたいなの
あの距離でオアシスメンバーを見るなんてことは今後2度とないだろうと考えると、いくら実感が湧かないとはいえ、イヤでも事の重大さを思い知らされます。


今回ライブに行けたのも、会社が昼から休みをくれたおかげ。このご恩を返すべく、今後精進するぞ!
なんて思えるわけないじゃん!むしろ燃え尽きて数日間仕事に手がつきそうにないです。抜け殻。


本当によかった。感無量。